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キャピタルゲインとインカムゲイン [投資 基礎知識]


株式投資で得られる利益にはキャピタルゲインとキャピタルゲインがあります。


キャピタルゲインとは、株価の変動に伴って得られる利益の事です。買った時より株価が上がって利益が出たというのは、キャピタルゲインです。


一方、インカムゲインとは、株を所有していることによって得られる不労所得的な収益の事です。早い話が、配当です。


株を購入する場合には、キャピタルゲインを狙うのか、それともインカムゲインに期待するのかを決めなければなりません。


短期売買を行っている人は、基本的にキャピタルゲインを狙っているわけです。それに対して、長期的に保有している人は、主にインカムゲインに期待している可能性があります。(今後成長が見込まれる銘柄の場合には、長期保有で大きなキャピタルゲインが得られることもあります。)


インカムゲイン(配当)は銘柄ごとに大きく異なりますが、良くても年に数%です。株価が大きく下がれば、損失がインカムゲインを軽く上回ってしまいます。


しかし、株を保有していて、配当が行なわれる限り、毎年受け取れるのがインカムゲインのメリットです。そういうつもりでいれば、多少の株価の下落もあまり気になりません。


あなたは、キャピタルゲインとキャピタルゲインのどちらに興味がありますか?


 


タグ:株式投資

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投資とギャンブル [投資 基礎知識]


投資とギャンブルの境界線ははっきりしていません。つまり、投資を行っているつもりが、実はギャンブルになっていたとか、ギャンブルを利用しながら意外と堅実な投資が可能だったりするのです。


株式投資やFXは投資のジャンルですが、やり方を間違えればギャンブルと変わりません。根拠のない売買方法や優位性がない売買ロジックに従っていれば、基本的にはギャンブルです。また、売買のロジックに優位性があっても、リスク管理がいい加減ではやはりギャンブルです。


一方で、ブックメーカー投資は欧米のスポーツくじ(ギャンブル)を行いながら、両建てすることにより、理論的には必ず勝てるはずの投資法です。


ただ、現実にはスピーディにベットしていかなければならず、もたもたしていると両建ての条件が崩れて損をすることもあります。


それと、ブックメーカー投資の場合には、「投資」というイメージに合った数千万・数億円の利益を上げることはできません。


いずれにしても、投資やギャンブルは境界があるようで実は無く、やり方次第だとうことです。


 


タグ:投資

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損するシナリオも考えよう [投資 基礎知識]


投資は本来、儲かったときの事よりも、損したときの事を真剣に考えなければなりません。なぜなら、場合によっては投資自体を続けられなくなるからです。負けたときのシナリオをきちんと考えておかないと、そういう事だってありうるのが投資です。


ところが、個人投資家のなかには、トレードに勝ったときの事ばかり考えている人が少なくないんですね。


気持ちはわかります。
私もかつてはそうだったので。


でも、そういう人が相場で勝ち残れることは無いでしょう。投資では、勝ち負け両方のトレードが発生し、そのなかで負けのダメージを減らす事が生き残るためには必要です。つまり、負けた場合のシナリオを考えておくことが大事なのです。


これは、裁量トレードだけでなく、自動売買であっても同じです。


 


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ポートフォリオが全滅するとき [投資 基礎知識]

ポートフォリオは、収益を安定化させるための重要なテクニックです。通常時は、1つが駄目でも、他がカバーして収益が安定化するわけです。


しかし、経済危機や突然戦争が勃発したなどの異常時には、全く話が異なります。ポートフォリオの全てが大きな損失を出すことが普通に起こります。


これは、株式投資のポートフォリオで考えればわかりやすいです。日経平均やTOPIXが暴落する局面では、ほとんどの銘柄が引きずられて急落します。ポートフォリオは全滅です。


従って、ポートフォリオを過信するのではなく、ポートフォリオ全体のリスクが高まったときには、やっぱり逃げるべきです。


 



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システムトレードとポートフォリオ [投資 基礎知識]

株式投資では資金を複数銘柄に分散して、ポートフォリオを作ります。値動きの癖が異なる銘柄をセットにすることで安定した収益を得ようとするものです。もっと言ってしまえば、非常に良い時は無くてもいいので、非常に悪い時が無いようにしたい、という考えなのです。


システムトレード(自動売買を含む)にも、ポートフォリオはあります。


というか、最近ではポートフォリオのような運用することが一般的です。システムトレードのポートフォリオとは、


● 相補的な投資対象を組み合わせる(例:USD/JPYとEUR/JPY)
● 相補的な売買ロジックを組み合わせる


という2つがあり、両方を同時に採用することもよくあります。


いま販売されているFX自動売買システムなどは、複数の売買ロジックを搭載していることが普通です。しかし、それでも不十分であると感じたら、さらに他のシステムを追加する必要があるかもしれません。


 



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資産曲線 [投資 基礎知識]

新規に何かの投資法を運用する前に、必ずチェックしていおきたいのが資産曲線です。横軸に時間、縦軸に資金の残高をプロットした曲線ですね。


資産曲線には、その投資法の特徴が如実に表れます。


理想は、(単利運用の場合)直線になることです。実際に、資産曲線がきれいな直線になることはまずありえませんが、仮に直線になったとしたらストレスは全く感じないでしょう。


一般的に、資産曲線が直線から外れるほど運用しづらくストレスが多いと考えてください。


例えば、ほとんど期間では資産曲線が横ばいで、ほんの一瞬だけ大きく上昇するような癖の強い投資法は、おそらく長期的に運用する事は難しいでしょう。


 


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破産の定義 [投資 基礎知識]

「破産」というと資金がすっかり無くなってしまうイメージがありますが、投資の場合の「破産」は、もう少し広い意味で考えた方が良いかもしれません。


たとえば、投資を継続できなくなる状態を「破産」と考えるのです。それがいくらの資金なのかは、人それぞれです。


取引のルール上、投資を継続できなくなる場合もあるでしょうし、トレーダーの気力の面で投資から撤退したくなる場合もあるでしょう。人によっては資金が40%くらい減少したら止めてしまうかもしれません。


そういった状態を広い意味での「破産」と考えるのです。


重要なことは、投資で「破産」しないことです。「破産」しなければ投資を継続できるので、またチャンスがあるかもしれません。しかし、「破産」してしまったら、少なくとも一旦、投資は終了です。


資金が40%減ったら「破産」と考える人と、資金が90%減ったら「破産」と考える人では、「破産」しないための対策が全く異なります。例えば採用できるストラテジーも異なります。前者の方が条件が厳しくなりますね。


 


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バイナリーオプションというジャンル5 [投資 基礎知識]

バイナリーオプションで勝ち組みに入るための戦略は、1取引に投入する資金量を抑えて、その代わりに取引回数を増やすことです。(前回記事参照)


そこで、取引時間を増やしたり、複数の相場(通貨ペアや商品など)やロジックを並行して取引したりして取引回数を増やすように努めます。


ただ、それでも限界があります。自分で思ったほど取引できないという人も多いでしょう。


そんな場合には、自動売買ソフトを利用するのも有力な解決法です。


従来、バイナリーオプション用のツールというと、シグナル配信とかシグナル生成を行うものばかりで、自動売買ソフトはほとんどありませんでした。


ところが、今ではバイナリーオプション用ソフトがいくつか販売されるようになっています。動向を見ながら、良さそうなものがあれば使ってみるのもアリですね。


 



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バイナリーオプションというジャンル4 [投資 基礎知識]

バイナリーオプションは資金管理の仕方しだいでは、リスクの高い“ギャンブル”になってしまいます。これは他の投資ジャンルでも同じですが、バイナリーオプションも決して例外ではないということです。


バイナリーオプションは負ければ投入した資金が戻ってきません。全資金を一気に投入すると、1発で破産ということもあるわけです。もっとも、ルール上、そんなに大金を一気には投入できませんが、少なくとも投入資金に対する率でみれば、リスクが高いのです。


そこで、通常は運用資金(全資金)に対して1桁以上少ない金額を単位として取引を行います。


バイナリーオプションはやり方によってハイリスクにもローリスクになるんですね。ハイリスクのやり方はギャンブル化するのでお勧めできません。


一方、1回の投入資金を少なく絞ったローリスクのやり方は、1取引あたりの利益も少なくなります。そこで、全体の利益を伸ばすためには取引回数を多くする必要があるのです。


 



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バイナリーオプションというジャンル3 [投資 基礎知識]

バイナリーオプションは勝率さえ高ければ資金が増えますが、大きな資金を投入できない事とレバレッジがないため、大きく稼ぐには取引回数を増やすことが必要です。


現在販売されているバイナリーオプション専用のシグナル配信ソフトは少なく見積っても10数種類ありますが、1日当りに発生するエントリーサインの数は、数回~十数回となっています。


勝率を高めようとするとサインの数が減ります。従って、1つのソフトで高勝率とサイン数の多さの両方を満足する事は困難です。


むしろ、勝率の高いソフトを複数運用する事で取引回数を増やすようにした方が得策です。


 



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