投資の前に自分のリスク許容量をはっきりさせる [投資 基礎知識]
投資で一番大事なのは「退場しないこと」、つまり、「破産しないこと」です。往々にして投資の初心者は儲かった場合の事しか考えません。目論見が外れて損したときのことを考えないで投資を行うので、一発退場が起きるのです。
投資を始める前に、自分はいくらまでなら損をしても大丈夫なのかをハッキリさせておきましょう。そうすれば、損失がリスク許容量をオーバーしたときに速やかに投資を中断し、体制の立て直しを図ることができます。これならとりあえず、退場せずにすみます。
リスク許容量は金額で考えます。よく、何%までの損失なら大丈夫というように、リスク許容量を割合で考える人がいますが、割合はあてになりません。
資金が非常に少ない場合には100%の損失でもさほどダメージが大きくないかもしれないし、一方、何億円というような大きな資金の場合には、たった5%の損失でも耐えられないかもしれないからです。
自分が耐えられる損失の上限を「金額」で考えておきましょう。
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