バックテストを過信しない [投資 基礎知識]
システムトレードでは、必ずバックテストの結果を見て有効性の判断をします。しかしながら、バックテストはあくまでも過去の成績であって、将来の有効性を保証するものではありません。
特に、過去のデータに最適化しすぎたシステム(カーブフィッティング)の場合には、実践で機能しません。一般的に、カーブフィッティングを見抜くことは困難であるため、実運用は慎重にスタートしなければなりません。
少な目の資金でテスト的に運用し、問題がなければ資金を増やして行きます。
最近では、自動売買システムの販売ページでフォワードテスト結果を公開しているものが増えています。そのようなシステムでは、フォワードテスト結果を重視して評価するべきでしょう。